この家で使用した機械ではありません。この家の所有者の四男が作者です。大学の卒業制作として造った(1977年)6個組の作品のうち2個を山北に持ってきて設置しました。
台の上の乗っているのは、脚の下が腐り出し切ったものです。
作者の言葉:
当時、螺旋−ネジ−プレス機の力に興味があり、かき氷機、水門などの形を真似て制作しました。
作品完成時には、プレスされる部分にドーム状のガラスケースが有り、中に制作時のイメージスケッチ、スタディーモデル、記録写真、制作時に出る鉄くずなどを入れました。その時々、頭の中を巡っているイメージ=時間を留めることを意味した作品です。
制作時の写真
現在の写真 in Tokyo
現在の写真 in Yamakita
撮影 2019年12月8日
ガラス瓶が二つしかないですが、そこに今回の修理保存工事の「何か」を入れることにしました。現在このような状態ですが、増えるかも。
撮影 2019年12月24日
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