○ 2010年9月30日 修復作業状況
番屋再建の手続きが見えたきました。
都市計画法に従い接道条件(通常建築物は公道2mに接していること)が必要です。番屋再建箇所は公道から遠く離れ、私道、農業道が近くにあるのみで、例外条件の認定・許可が必要です。その後に建築認可、現状変更届け認可の手順が必要です。
事前に植木の移植を行いました。小さなモミジは移植に成功しましたが、大きな唐種招霊は失敗しました。
建物本体の工事は認可待ちの状態ですが、小物は幾つか出来ています。
○ 上左:本門の戸車(瀬戸物製)で山北の泰山窯で製作して頂きました。
○ 上左:馬小屋の手綱を留める鐶でwaiwai625で製作して頂きました。
鐶とは以下のように馬小屋両側の柱に設置されます。下の写真は彦根城の馬小屋です。模型の馬は少し大きい感じです。昔の馬の体高(背骨まで高さ)隣の女性程度です。彦根の馬小屋では鐶が4個ありますが、番屋の馬小屋の柱に残った釘穴から馬小屋に2個でした。建物の痕跡は色々語ってくれます。