座敷部の全景                                2014年6月30日 追加

座敷部は書院障子の框に文政11年(1828年)の墨書がありそれ以前に建築されていたとなっていましたが、
保存修理工事の平成26年に行われた解体で、文化七年の建立と判明しました。
座敷部の周りは増築(取り壊し)、修復していますが、本体はそのまま残っています。
また、庭は絵図では石庭となっており、2009年11月にツワブキなどを取除きました。
すると、遠景を想定したかと思う小さな石も配置した石庭が出てきました。



座敷部正面(2005年5月撮影)
客間も松に覆われていたときがありました。

   1963年撮影

 

 

座敷部を御成門側から見る
(2005年5月撮影)

↑この上辺りが塀重門(写真では戸を開けてある)
  塀重門あった懸魚を復元
六葉も付いていたようであるが、
未作成
(2007年9月撮影)

 

座敷部(東側)から見る
(2007年3月撮影)

 
廊下には畳が敷かれていた。
縁側、雨戸、ガラス戸レールが分かる。  
この畳を取り除くと  
こんな板廊下になった。
シロアリ被害で一部傷が付いている。

左上:南側廊下、
左:東側廊下、
右上:廊下角部

ガラス戸を付けた時、段差を無くすため
畳を敷いたと思われる。
ガラス戸のガラスに歪みが見え、
少し古いものと思われる。

座敷部右から庭を見る(2005年5月初旬撮影)

座敷部中央から庭を見る(2006年5月下旬撮影)

  庭にツワブキを取除き石庭とする

座敷部中央から庭を見る
(2009年11月下旬撮影)
2007年1月撮影

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