この箇所


襖下張り

 家に襖が何枚あったか、数えたことがありませんが、今回の解体で退避
した襖を数えると約30枚のようです。
 
 座敷部の襖は次の間と上の間の境、棚に小さいのもありその取っ手は手が込んでいます。
 
 補修工事の為に襖紙を剥がして退避していました。
 
 貼付が日本糊で行われていますので、簡単に気持ち良く離れていきます。
 取り出し下張りには永井荷風の「四畳半襖の下張り」ほどまとまった面白
いのは出て来ませんでした。章太郎など叔父達が剥がしたと思われる襖の
下張りは白紙でした。
 文字の残骸がある小さな断片も入れると千片を越える紙片がありました。
そこから興味深かったものを紹介します。
襖下張り(PDF)クリックで紹介します。

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