防火水槽へ繫ぐ水パイプ設置、監視用の電柱設置及び電線、消火栓の設置工事で塀重門から道具蔵の南側(下写真)で松の跡が工事の邪魔をします。
2019年5月20日 撮影
写真の右上の石橋位置に合わせると古図の木の位置と大分ずれています。
この松は大正六年の家族集合の下の写真にも写っています。
1917(大正6)年8月17日 撮影
この松は昭和39(1964)年の台風で倒れ、道具蔵の屋根に落ちます。
1964(昭和39)年撮影
この前年本門前にあった大松(寝松)も松食虫で枯れ、伐採されています。これも松食虫で弱っていたのでしょう。
この松の根が出て来ました。
2019年6月20日 撮影
この松の根を切り取り出すと、水分が多い土なのか、松の根に蓄えられていたのか水が滴り落ちました。
2019年6月21日 撮影
上が枯れ倒れて約50年経ても松の根は枯れずに残っていました。
消火栓を設置しそこに水パイプ(青色)を接続する。
2019年6月20日 撮影
この上にホースが接続されるそうです。
上の写真の青いパイプを塀重門から延びてきたのと接続します。
2019年6月21日 撮影
上の写真で青いパイプの内側にあるのが、監視灯を立てるバケツボックスです。
それらを設置しました。紅葉の背後に座敷部の障子の白の対比です。
2019年12月4日 撮影
二枚上の写真の四角のコンクリートに上写真右側の茶色の箱の消火栓、左側は炎監視電柱(三波調)です。炎監視は強力でライター程度の炎でも反応します。消火栓のを開けると中にホース巻かれています。
2019年12月1日 撮影
ホース左上のバブルを回し、ホースを取り出し火元に行き、先端を開にするとポンプが自動的に反応し放水できます。
2019年12月18日 撮影
放水訓練で竣工を祝うように虹がでました。
炎監視、床下・天井の煙、熱監視装置から新宅に設置された集中監視盤に通知されます。
2019年12月18日 撮影
ここに発火場所が表示され、消防への自動通知、消火栓の鳴動などが成されます。これらが作動せず更改を迎えられることを祈念しています。
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2013年3月5日撮影