● 防災工事                 追加 2019年10月14日

 防災工事は室内、室外工事があります。室内は自火報、感知器、空気管など設置し、集中監視装置で通報を管理します。室外には監視灯、屋外消火栓が設置され、屋外消火栓は貯水槽と接続されます。貯水槽の水は西溝脇の井戸から供給されます。西(写真左手)側の井戸から東へ、主屋西側から南に延び番屋付近から東に延び塀重門の脇を潜り、東の溝の脇で北方向に曲がり道具蔵の脇を通り貯水槽に接続します。北西の端から北東の端まで宅地内を一周します。古図に書き入れると次(赤線)のようになります。

 防火水槽建設に水槽建設と関連電気工事、パイプ接続工事を紹介します。関連のパイプ接続工事で出て来た松の根に関連して、上の図で茶色
と緑楕円の松株跡を話題、設置された建物周辺の防火設備(防災周辺工事)で紹介します。

                      
                     
● 修理保存工事状況 先頭

                     ● 安岡の家住宅<重要文化財>先頭


       2013年3月5日撮影