中塗迄終わった壁を下に再掲します。
撮影 2018年3月23日
この壁に漆喰を塗ります。漆喰を壁に塗る手順は壁の厚さに関係なく同じです。ここで紹介することは主屋でもお行われていました。
中塗等と異なるのは、同一面の壁に複数の手順を一気に行います。上の写真で同一面の壁とは、水切瓦の上の手前の角から奥の角までです。複数の手順とは砂と漆喰を混ぜた砂漆喰塗、漆喰塗、更にその上に漆喰を塗る3作業です。それぞれの作業は前の塗が濡れた状態で次の作業に入ります。そのため、多人数で一気に行う必要があります。この壁は四人の職人さんで行いました。
如何に急テンポで行われたかを撮影した時刻も記載します。
四人で同時に作業開始です。
撮影 2018年6月26日 08:54
砂漆喰が終わり一回目の漆喰塗ビデオ
が 09:05に行われていました。それが終りに近づいています。
撮影 2018年6月26日 09:22
二回目の漆喰塗が始まっています。
撮影 2018年6月26日 09:32
二回目の漆喰を全面に塗り終わると、コてまたは手で壁を撫ぜて漆喰に照りを作ります。コてで撫でるのをビデオで紹介します。
撮影 20180626 09:56
二回目の漆喰塗が終わると光を反射するほど輝きます。
撮影 2018年6月26日 14:47
壁の漆喰塗、壁の両側及び水切瓦の下側漆喰塗が後日終りそれを見上げたのが次の写真です。
撮影 2018年7月8日
角の両側漆喰を塗り終わる。
撮影 2018年7月8日
角を下から見上げる。下の壁も漆喰を塗る。
撮影 2018年7月23日
入口(南側)の漆喰工事を終る。
撮影 2018年7月26日
● 米蔵修理工事状況 先頭へ
● 修理保存工事状況 先頭へ
● 安岡家住宅<重要文化財>先頭へ