木繕工事 チョウナ・オノ作業

○チョウナ作業
 チョウナは次の様に曲がった木の先に刃物が付いた道具です。

 このチョウナの刃の部分が直線ですが、次のチョウナは少し曲がっています。

 このようなハマグリの様に曲がったのが古いタイプです。
 左がこのタイプで削った「古い資材です。この削り跡にこのチョウナの刃を合わせるとピッタリ合います。
 チョウナの刃は職人さんがそれぞれ自分好みに作り、柄も自分好みのカーブを持った柄に調整します。この調整によいためか、銀座などの街路樹でもあったエンジュの木が良いようです。
 このチョウナ作業は強く振り下ろします。


 チョウナ作業で最後の仕上げが右側、左が古い資材です。表面は同じです。
 チョウナ作業のビデオを以下をクリックすれば見れます。音が刻みよいです。


○オノ作業
 オノ作業は自分は薪割り、単に割る作業しか経験ないですが、丸太から製材の作業を紹介します。
 オノを振り下ろしの写真です。

 振り抜きの写真です。


大まかな形を作り、最後にチョウナで細かい仕上げをします。

 上写真で右に作業で使っていたオノです。
 これらの作業で仕上がった資材と元の丸太を以下に示します。
 下写真の奥が製材前の丸太、手前がオノ削りチョウナで仕上げた資材です。
 オノ作業のビデオを下の吹き出しクリックで見れます。
 流れる作業が素晴らしいです。


 

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