・展示場<道具蔵>         20210505改訂
 
 ***コロナ関連で道具蔵の展示場は、見学不可の場合もあります。***
 展示場<道具蔵>には、居室部から新設した渡廊下で入れます。道具蔵の柱、壁、天井などに手を加えず展示場を構築しています
 入口の左に寝松の切株、寝松の根、右に椎(渡廊下を作った原木)の切株、番屋の角柱、本門の柱の根元が置かれています。角柱と寝松の関連推測のパネルを設置しています。

 
             撮影 20210417
 下写真が道具蔵の展示場の全景です。正面が額、軸などの展示場所、左の棚に山北関連、系図(安岡の家の歴史関連)、流離譚関連資料の展示コーナーです。右が建築関連展示コーナーで古材など展示しています。古材は座敷床下の大引、道具蔵の床根太を展示しています

流離譚関連の展示
 左側に山北の安岡家の位置及びその付近の地図、大正の写真等を展示します。その右に流離譚コーナーです。家で購入していた流離譚が連載された月刊誌新潮(一部抜け)をガラスケース内置き、安岡章太郎のポートレート(現在は座敷の縁側に座った写真)を置いています。流離譚は歴史小説であって歴史書ではないので狭間を新潮連載の回を追って説明パネル及び関連史料・資料を展示します。

 
           撮影 20210411
系図関連の展示
 棚の正面に神奈川文学館で作成した流離譚関連の系図を展示、安岡の家での大きな出来事を展示、右手の棚に寄贈された安岡章太郎の著作本などを置いています。
 
           撮影 20210417
山北関連の展示
 山北関連は入口北側に常設で大正時代の山北の全景写真、地図、奥北側には企画展で山北に関連した安岡の家に残っていた写真・資料などを展示します。
 
           撮影 20210411
正面展示コーナー
 正面の展示コーナーはガラス張りです。中には軸掛け、解体前に座敷で額を置いていた金具を付けています。12月の展示では軸掛に絵図を額置金具に説明パネルを置きました。手前にスペースがあり、12月は建物建立の墨書がある銭函を置き、その説明パネルを書見台に置きました。
 
           撮影 20201212
 ガラスの前に取り換えられた座敷部の大引の古材(半分に切断)が置いています。
 
            撮影 20201212
 上写真で、大引の上には大引があった床下の写真を展示しています。
 3月の正面展示は額で聴濤堂、英雄回首即神仙です。書見台にあるのは、山北コーナーの山北兩烈士に関連し安岡嘉助の受けた受賞状です。
 
           撮影 20210411
建物展示コーナー
 建物(主屋)は今回の工事で座敷は文政十一年、居室部は文化五年に復原しています。この時代以降の大きなリフォームが明治に行われました。
 修理復原工事で取り換えた
道具蔵の床根太、番屋などの古材などを並べ、大工工事で使った木組の模型、左官工事の説明パネルと道具蔵で使われていた竹小舞、タタキ工事関連、瓦工事の説明パネル、家とは直接関係ないですが瓦の版木などを展示しています。
 
 
           撮影 20210411

 また、工事前の模型と工事後の上空からの家の写真も展示しています。
 建物コーナーも適宜更改します。
 企画で展示の内容を展示資料・史料・写真をPDF化して以下の頁に掲載します。
     ・山北コーナー企画
     ・流離譚コーナー企画
     ・正面展示コーナー
 また、建物コーナーに瓦の彫り込み、屋号等を紹介しています。
 今回の解体で桟瓦は約千百枚あり、刻印された屋号は約百種類ありました。桟瓦以外に、形状として丸瓦、熨斗瓦、谷筋瓦などがあり、軒先瓦・丸瓦の文様も巴、唐草などがありました。一部ですが、大さの異なる瓦、多種の屋号、多様な軒先文様の瓦を射場付近に展示しています。その様子を 外瓦展示コーナーに紹介します。

 

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