安岡の家住宅は、東に木製の塀、南面の東西から南北に漆喰塀、御成門、南面の東漆喰塀、本門、番屋に続いて西門、東西に木製の塀が囲っていました。
 下は明治初期に作られた住宅の絵図を活字化した絵図から塀、門関連を切り出しています。ここにも又彦の思いが描かれており実際と異なる部分があります。



 安岡の家住宅を南側から見た写真を2枚紹介します。

 撮影 1942年頃 番屋(寝松の背後)~本門~漆喰塀~御成門~漆喰塀~電柱~東板塀


    撮影 1970年頃 西塀~西門~番屋跡~本門~漆喰塀~御成門~漆喰塀
 住宅地内に西座と番屋を結ぶ塀と途中に中門がありました。位置は少し変わりますが復原します。本門・番屋は復原工事済で今回の修理の対象外、他の塀、門の工事を紹介します。

工事場所
工事状況  状況の時期   備考
 東の塀 工事終了  2019年12月 木製であったが絵図では子リヘイと記載
漆喰塀 工事終了  2019年6月 南面、南北の漆喰塀 絵図では子リヘイ
御成門 工事終了
 2019年12月 1970年代の復原でなく大正の古写真で復原
西門と塀 工事終了  2019年12月 絵図に西門記載なし、塀は竹カキと記載
 中塀・門  工事終了  2019年12月 絵図で中門~板ヘイと記載


                     
● 修理保存工事状況 先頭

                     ● 安岡の家住宅<重要文化財>先頭




● 塀/門 工事             改訂 2019年10月14日