● 主屋修理保存工事
発見
主屋は生活が営まれ、あれやこれや改造が行われています。
道具蔵、米蔵などないことで、そこに生活の臭いを嗅げたらと思っています。
建物専門家には些細な取り上げることではないのもあるかも知れません。
次の項目で書いて行きます。
太字クリックで移動
・座敷部建立文化七年と大工名記載が床天井板、
格子の框
に記載がある。
・又彦(明治22年)札が座敷天井裏から出て来る。
・安政(7年)災除與楽札が居室部玄関の長押裏から出て来る
座敷建立墨書床天井板
床畳下板から大工名など記載されていた。
和歌、図面(床棚など)が掴蟻に記載されていた。
掴蟻の和歌
・居室部建立を示す文化五年の墨書を発見する。
・付近の文化八年の石碑を紹介。
文化五年辰(居室部梁の栓)
・全解体で表に出て来た礎石に書かれた番付、居室部から座敷部の礎石が一直線に並んでいた。
水糸が張られた礎石 手前居室部から奥が座敷部へ一直線に並ぶ
・居室部は礎石、古材の痕跡から移築が判明
移築元を推測
骨組だけの居室部を上から見る
●
主屋修理保存工事 先頭
へ
●
修理保存工事状況 先頭
へ
●
安岡の家住宅<重要文化財>先頭
へ