安岡の家にあった道具                        20171010改訂

  安岡家には米蔵の前に使用しなくなった農機具から、米蔵の中、道具蔵の中、居室の中などに、色々な道具が残されていました。残すというより、放置されていたと言うべきか。使い方が不明なもの、何で新しいのがあるのに古いのも残っているのか、本当に使用したのか、今回の修復工事の片付けで数多く、発見と思うのものも出てきました。
 これら道具の記録整理が出来ていません。この道具ページを作製しながら、記録整理させてもらいたいと思っています。そのため、体系的でなく作成者の興味に基づき構成しています。
 用途不明の道具もありますので、ご存知の方、連絡下さい。

米蔵と道具蔵
 
道具は主に米蔵、道具蔵蔵などに置かれていました。米蔵は西側に道具蔵は東側(安岡家住宅全体参照)に作られています。
 米蔵は入口が東と西側にあり、明治になって西側の入口から二階への階段があります。そこで養蚕(または蚕種作り)を行なっていたと思いましたが、残されていた階段が途中で折れており、どうも米蔵の前にあった納屋などが養蚕作業のメインと思われます。
 
東側は米蔵として使用していたと思われ、厳重な目張りがされています。その入口近くに米を計測したと思われる目盛付囲いがあります。養蚕も、米収容にも使われなくなると、二階は養蚕などの道具置場、書庫(安岡家にあった文書参照)になったり、一階の東側は味噌または醤油作りの桶、瓶などが置かれていました。
 
一階の西側は使用しなくなった資材(安岡家住宅の番屋と本門参照)及び伐採した木等も放り込まれていました。
 道具蔵は箱に収めたり、棚、タンスに入れたりしていましたが、雑然さは変わりなく、空の長持ちなども置かれていました。


                               
 紹介する道具を次に示します。
         ●(20130107)の紹介
           @ 廃材の中にあった木製用途不明品
           A 携帯用懐中燭台
           B 則行の測定器
         ●(20130405)の紹介
           一絃琴(脚付き一弦琴、箱収納型一絃琴)
         ●(20130630)の紹介
           魚網? rain coatか
           (20180110 訂正 漁網でなく蚕網でした)
         ●蚕種(卵)紙などの紹介
          (20180110)改訂 養蚕関連に変更
         ●大きな飾り棚
          (20180110)新規 
         ●番屋片付けで気になった道具
          (20190714)新規 
                             
                     ●安岡の家の住宅<重要文化財>先頭へ


  

凹み